【Googleアドセンス】「有用性の低いコンテンツ」で不合格6回。放置ブログで突然合格できた理由と合格までの対策について

    Google AdSense 不合格!受からない!審査対策を解説します

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    個人ブログを運営されている方の多くはブログの収益化、特にGoogleアドセンス(以下アドセンス)の審査に合格することを目標にされている方が多いと思います。

    実際私もそんなブロガーの一人であり、あまりに不合格が続くのでアドセンスを諦め、その影響でモチベがなくなりブログ放置にまでなったブロガーでもあります。

    しかし!なんと放置していたブログで先日アドセンスの審査に合格することができました。

    そこで本記事では、審査が通らない!と諦めかけている方に希望をもってもらえばという気持ちを込めて、私がやった対策や最終的に何が合格につながったのかをお届けしたいと思います。

    ※この記事は2023年12月現在の情報を元にしたものです。
    Googleアドセンスのポリシー変更などにより、内容が異なる場合があります。

    もくじ

    審査合格までの道のり

    結果的に7回目の審査で合格することができました。

    アドセンス審査は年々厳しくなっているらしいということを良く聞いてはいたのですが、ブログ開設から数日で合格したという他のブロガーさんの体験談をSNSで目にすることも多かったので、正直かなり焦っていました。

    合格までの申請履歴

    ブログ開設 2023年2月

    • 2023/5/5
    • 2023/5/15
    • 2023/6/21
    • 2023/7/1
    • 2023/7/14
    • 2023/8/4

    2023/12/23 ⇒ 合格(記事数25)

    全6回の不合格の際、アドセンスの管理画面で確認できる理由としては全て「有用性の低いコンテンツ」でした。

    アドセンスの審査内容は不合格になっても詳細を知ることができるわけではなく、どこを直せばいいのかがわかりません。
    そのため「もう何を直したらいいかわからない」というドツボにハマる可能性が高いです。

    不合格理由が規約違反などわかりやすいものであれば対策しやすいのですが、Google様に言われるまでもなく最初から有用性の高いコンテンツを作っているつもりではいたので、合格まで時間がかかってしまいました。

    Googleアドセンスに合格するための条件

    Googleアドセンスの審査に通るためには以下のようなことが必要であるとよく言われています

    • Googleアドセンスのプログラムポリシーに違反しない
    • プライバシーポリシーの設置
    • 独自ドメインを使用したブログである
    • ユーザーの悩みを解決する記事がある
    • 独自性のあるコンテンツがある
    • カテゴリーを増やしすぎない
    • お問い合わせフォームの設置
    • 運営者のプロフィール
    • 操作性がよく、ユーザーが目当ての記事にたどり着きやすいブログ構造
    • 十分な記事数がある
    • 別の広告を貼り付けない

    「必要であるとよく言われている」というなんとも歯切れの悪い書き方をした理由ですが、
    ①と②以外は「推奨」であって「必須」ではなく、また審査に関係しているのかどうかすら怪しい項目もあるからです。

    まずは私が審査に合格するまでにしたことをご紹介してから、果たしてこれらが実際に有効だったのかをお話したいと思います。

    6回の不合格の際にやったこと

    転落する人

    初回申請

    審査が厳しいこと、先述のようなある程度の合格条件を事前に調べていたので、初回の申請はそこそこブログを充実させてからの挑戦でした。

    申請時にあったもの

    • プライバシーポリシー
    • お問い合わせフォーム
    • プロフィール(TOP、サイドバーに表示、プロフィール記事)
    • 記事数13

    2回目

    記事が少ないのが原因なのではと思い、追加で執筆。

    ⇒記事数17

    改善したこと

    • 記事を増やした

    3回目

    2回目までは記事の少なさが原因だと思っていたので記事を増やす以外のことはしませんでしたが、どうやら記事数よりも内容の濃さの方が重要であり、むしろ中身の薄い記事、大半をコピペで作った記事は逆効果であるということがわかりました。

    これについては一つ心当たりがあり、フリーランスとしての仕事の実績を「実績」というカテゴリーに記事として掲載していました。(ちなみにここまでの記事数に実績記事は含めてません)

    実績記事は作成したサイトへのリンクと、使用した言語などを書いているだけだったので確かに有用性はありません。
    これがあることでサイトの評価が下がっているのではと思い、カテゴリーごと削除して実績はサブドメインに作成した別のポートフォリオサイトに移動しました。

    割と色々いじったので次は合格するだろう!と自信満々で申請。見事玉砕しました。

    ⇒記事数20

    改善したこと

    • 中身のない記事とカテゴリーを削除(仕事の実績記事)

    4回目

    3回目も「有用性の低いコンテンツ」で不合格になったにも関わらず、もう自分的には記事に問題はないと思っており既に手詰まり状態。

    ブログはデザイン重視であまり操作性がいいとは言えなかったので⑨の「操作性がよく、ユーザーが目当ての記事にたどり着きやすいブログ構造」に抵触するのではないかと思い、とりあえずデザインの修正を行ったりしました。

    ⇒記事数22

    改善したこと

    • ナビゲーションバーに全てのカテゴリを表示するようにした
    • サイト内検索を追加

    5回目、6回目

    ⇒記事数24、25

    改善したこと

    • 記事を増やした

    もうヤケクソです。

    完全に心が折れてブログも楽しくなくなってしまったので、6回目に不合格になった後ブログを放置するようになりました。
    ちなみにこのときサーバーの契約も打ち切りました;;

    でも最初にサーバーを1年契約にしていたので、期限までの数か月間ブログ自体は残ることになります。(これが後に命をつなぐことになる)

    サーチコンソールから気になるメールが届くようになる

    ブログを放置し始めてから、ブログ自体はもちろんアナリティクスだのサーチコンソール(通称サチコ)だの全部全く確認しなくなったのですが、ある時からサチコから気になるメールが届くようになりました。

    それがこちら。

    これはたぶんGoogleの自然検索でブログに来てくれた人の数ということだと思います。(違ったらすいません)

    最初にこのメールが届いたのは2023/10/3
    ブログを放置し始めてから2か月後ですね。

    この時は5クリックということでした。

    で、それからちょいちょいこのメールが届くようになり、
    2023/12/17に来たメールは30クリックに増えてる!?

    数が少なすぎてベテランブロガーさんからしたら鼻くそのような数ですが、ブログを始めて色々と頑張ってやっていた時期も1日のPVが10いかないときもあり、たまに40くらいになってもそれは記事執筆後にTwitterに貼り付けたリンクからのダイレクト流入だったんですね。

    もちろん始めたてのブログはSEO的にもよわよわのブログなので当たり前なんですが、そんなブログが検索からもアクセスされるようになったんですよ!!

    つまりなんかの記事の内容がGoogleに認められて、検索順位が上がったからってことですね。
    さっそくサチコで調べてみました。

    過去1か月間での掲載順位を確認

    結果、この記事が検索7位だということが判明!(クリック1だけど;;)

    ここで「もしやこれアドセンスもいけるのでは?」と思い、おもむろに申請してみました。
    ちなみにブログは放置中だったので前回の不合格から内容は1ミリも変わってません。

    申請結果は・・・!?

    申請から2日後なんと念願の合格メールが!!!
    ブログ開設から10か月、記事数25にしてようやくアドセンスの審査に合格することができました。

    ちなみに不合格になった際は最長で2週間くらい待った時もあったので、速攻でメールが来たことにもびっくりでした。

    ちーも

    めっちゃうれしい(泣)

    諸々設定したら数分後には広告が表示されるようになりました。

    単純ですが、アドセンス合格したので速攻でサーバーを契約し直し、現在この記事を書いております(笑)

    Googleアドセンスに合格するには?【結論】

    結局アドセンスに合格するには何をしたらいいんだ!?
    という疑問に対する私の実体験を元にした結論はズバリ

    めちゃくちゃ有用性の高い少数精鋭の記事で攻め、サイトのSEO評価を上げる

    ということです。

    Googleの言う「有用性の高い記事」というのは、ユーザーの悩みを解決できる、独自性の高い記事のことを指します。
    最初に挙げたリストの④と⑤ですね。

    当ブログではWordPressやSWELLのカスタマイズ方法の記事も載せており、”ユーザーの悩みを解決できる”ということに関しては割と当てはまるものがありました。
    しかし”独自性”に関して言えば、似たようなカスタマイズを紹介している記事が既にあったり、実際に私がそのような記事を参考にしてカスタマイズをしていたということもあり、Googleからの評価はあまり高くなかったのではないかと思います。

    私がアドセンスに合格したのは先ほど紹介したこの記事のおかげだと思っていますが、このカスタマイズはどこを探しても方法が載っていなく、また実装方法を模索するのも結構大変だったので、唯一無二の”有用性の高い記事”として評価されたのではないでしょうか。

    一応この記事を公開したのが2023/7/9なのでそれから2回は申請をし不合格になっている訳ですが、Googleクローラーによるインデックス登録には元々時間がかかる事もある上、特に品質が低いと判断されたサイトはクローラーが巡回しづらいということもあり、そのタイムラグによるものだったのではないかと思います。

    サチコではGoogleにクロールリクエストをすることもできるので、インデックス登録をある程度早めることも可能です。

    技術系のブログでない場合は?

    雑記ブログなどの場合、例えば商品レビューなどは書き手の実体験に基づいたものであり、”独自性”をクリアしつつ、購入を悩んでいるユーザーに役立つ情報を載せれば”ユーザーの悩みを解決できる”ことにもなりますね。

    「Googleアドセンスに合格するための条件」を振り返る

    チェックリストに記入する人

    ここで、最初に挙げた条件を振り返ってみたいと思います。

    • Googleアドセンスのプログラムポリシーに違反しない
    • プライバシーポリシーの設置
    • 独自ドメインを使用したブログである
    • ユーザーの悩みを解決する記事がある
    • 独自性のあるコンテンツがある
    • カテゴリーを増やしすぎない
    • お問い合わせフォームの設置
    • 運営者のプロフィール
    • 操作性がよく、ユーザーが目当ての記事にたどり着きやすいブログ構造
    • 十分な記事数がある
    • 別の広告を貼り付けない

    審査に合格するために必須な項目は?

    先ほど挙げた項目のうち
    ①「Googleアドセンスのプログラムポリシーに違反しない」
    ②「プライバシーポリシーの設置」
    の2つは必須条件です。

    ①はまあこれは言うまでもなく当たり前ですよね。
    ポリシー違反になるものとしては以下のような例があります。

    • アダルトコンテンツ
    • 知的財産権を侵害するコンテンツ
    • 攻撃的、暴力的なコンテンツ
    • 違法行為を助長するコンテンツ
    • 広告のクリックを促すような表示がある
    • 広告の誤クリックを目的としたレイアウト

    これは違反となるものの一例ですので、詳しくはGoogleアドセンスの公式サイトをご確認ください。

    ②についてはアドセンスのヘルプに記載があります。
    必須コンテンツ – AdSense ヘルプ – Google Support

    プライバシーポリシーの文章については1から全て書くのは大変なので、ひな形を掲載しているサイトを探し、ありがたく利用させてもらいましょう。

    審査に合格しやすくなる項目は?

    合格を目指すのであれば意識したい項目は③~⑧です。

    ③独自ドメインを使用したブログである

    多くのブログで「独自ドメインでないとアドセンスの審査には合格できない、独自ドメインは必須項目である」と記載されていますがこれは間違った情報です。

    現にGoogleアドセンスヘルプの必須コンテンツに独自ドメインが必須であるという記載はありませんし、はてなブログの無料プランでGoogleアドセンスに合格された方もいます。

    ただ、はてなブログのヘルプにもあるように、独自ドメインは推奨項目として挙げられています。
    Googleアドセンスの申請をする – はてなブログ ヘルプ

    ④ユーザーの悩みを解決する記事がある、⑤独自性のあるコンテンツがある

    先ほどもお伝えしましたが、この2つはアドセンス合格を目指す上で一番大切なことだと思っています。

    ⑥カテゴリーを増やしすぎない

    カテゴリーを増やしすぎないということよりも、空のカテゴリや記事がほぼない(1記事とか)カテゴリーを作らないという方が正しいと思います。

    そのようなカテゴリーがあると、中身のないカテゴリーページがあるとしてサイトの評価を下げる要因になりかねません。

    ⑦お問い合わせフォームの設置、⑧運営者のプロフィール

    これらはサイトの信頼性に関わることです。
    プロフィール記事まではなくてもいい気がしますが、サイトのどこかしらに簡単なプロフィールを記載することは有効だと思います。

    当サイトでも使用しているテーマSWELLには、簡単にプロフィールや「この記事を書いた人」を表示できる機能があります。

    審査に関係ないと思われる項目は?

    ⑨操作性がよく、ユーザーが目当ての記事にたどり着きやすいブログ構造

    審査内容の詳細がわからないので微妙なところですが、よっぽどカテゴリー分けされていないとか、グローバルナビがないとか、そこまでではない限りあまり関係は無いような気もします。

    現に操作性を考えた調整では合格に至りませんでした。

    WordPressであれば大体のテーマには必要な機能やユーザーが使いやすいデザインが含まれていますので、変にカスタマイズしまくらずにそのまま使う、でOKだと思います。

    ⑩十分な記事数がある

    不合格3回目の欄にも記載しましたが、記事数を気にするあまり中身の薄い記事やコピペ記事を量産することは逆効果です。

    記事数は30以上がいいとか、100以上が必要とかいろいろな意見を見ますが
    私も記事数は25での合格なのでそこまで多いという訳でもないですね。
    また、記事数1で審査に合格された方の記事を拝見したこともあります。
    まさに量より質ですね。

    ⑪別の広告を貼り付けない

    これはほぼ確実に審査に関係ないです。
    なぜなら私のブログはアドセンスに合格する前から広告やアフィリエイト貼りまくりだったからです!

    アドセンスに合格するのは大変だし、それまで他の広告を利用したいのに・・・。
    と悩んでいた方も気にせず貼ってしまって大丈夫です。

    まとめ

    結局のところ記事の内容が一番大事というわかりやすい結論となりました。

    なかなかアドセンスの審査に合格できない場合は、新たに記事を書くよりも戦力になりそうな記事を選別し、リライトする方が早いかもしれません。

    また記事の内容ももちろんですが、SEO評価を上げるにはある程度の時間も必要になります。

    今回の経験から、やはり一番大切なことはブログを継続することだということがわかりました。サーバーが1年契約でなかったら、もうこのブログは存在していなかったですからね・・・。

    この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。

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    もくじ