本の自炊サービスで利便性向上!電子書籍化のススメ(日大通信生はとくに)
みなさんは本を読むとき、紙派ですか?電子書籍派ですか?
管理人はアナログ・デジタルどっちも好きなハイブリット人間なので、例えば手帳は紙の手帳&デジタルプランナーの二刀流で楽しんでいます。
ただ本に関しては最近はもっぱら電子書籍派ですね。特に漫画なんかは全巻大人買いすることが時々ありますが、これが現物だったら本棚がいくつあっても足りません。
この記事はそんな電子書籍派の管理人が、分厚くて邪魔すぎる参考書をどうにかしたい!という思いから本の自炊をやってみたので、その簡単な説明と感想を書いていくものです。
ではさっそくスタート!
もくじ
本の自炊にたどり着いたきっかけ
私は今現役(?)の日大通信生ですが、参考書やレポート制作時の参考文献もできるだけ電子版で済ませるようにしています。
ちーも
会社でもレポート書くし捗る
ただ日大通信の学生なら十分すぎるほど実感しているように、他の通信制大学と比べてシステム的な部分で2世代くらい遅れている気がします。(レポートが郵送提出のみだったり・・・。) そんな日大通信から差し向けられた敵がこちら。「科目修得試験問題集」!!!
単位を修得するために受ける試験の過去問です。 もちろん日大通信なので電子版の配布や販売はなく、学校出版の書籍ということもあり電子書籍サービスで販売されてるなんてこともありません。 この過去問は試験を突破し単位ゲットする上で過去3年分程度はほぼ必須となっており、大体の日大通信生は持っているものだと思います。
しかし!この過去問、クソほど使いにくいし邪魔くさい!!
内容は4コマ×4回の1年分ですが、だーーーーっと各科目の問題が載っているだけで目次もなければどこから2回目なんだかすらも全くわからず。A3サイズの冊子は結構な厚みと重さがあります。 なので毎回受験前は、受験予定の科目の問題を探すだけというただそれだけのことにかなりの労力を使っていました。 こんなことしたくない!どうにかしたい!と思い、いろいろ考えたり調べているうちに
ちーも
そうだ、電子版がなければ作りゃいいじゃない
ということで本の自炊にたどり着きました。(完)
本の自炊とは?
前置きが長くなりましたが、まず本の自炊がなんなのか、料理のこと?と思う方もいるかもしれないので簡単に説明します。
本の自炊とは?
本を裁断・分解し、スキャンしてデータ化すること!!
今は家庭でも簡単に自炊ができるように裁断機やスキャナもあるようです。
ポチップ
¥31,000 (2023/06/16 23:16時点 | Amazon調べ)
ポチップ
ただ値段もそこそこするし、日常的に自炊するわけではないので手が出ないですよね。
ちーも
単純にめんどくさいしね
あとは問題集はデータ化した上で科目名の文字検索がしたかったということもあり、自炊代行サービスを使うことにしました。
自炊代行サービスをつかってみた
自炊代行サービスは検索すればいくつかヒットしますが、私が利用しているのは「未来BOOK」というサイトです。
未来BOOK トップページ
様々な書籍・本を格安にて電子化します。
こちらのサービスは本の大きさとオプションにもよりますが、1冊数十円~数百円でスキャンしてもらえます。
またOCR処理のオプションも1冊110円でつけられるので、お手頃なんじゃないかと思います。
(価格は2023年6月現在)
参考までに、私が2度利用した際の料金は以下の通りです
- 1回目
-
科目修得試験問題集(A3冊子 350ページ程度)3冊 → 1677円
- 2回目
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目修得試験問題集(A3冊子 350ページ程度)1冊 → 459円
※カラーおまかせ、全てOCR処理あり
データはギガファイル便の納品を選択しました。(PDF、無料)
DVDやUSBでの納品も指定できるようですが、その場合はオプション料がかかります。
スマホやiPadで過去問を見たい場合はPDFがあれば特に問題はないので、あえて現物納品を選ぶ必要はないと思います。
実際に納品されたデータはこんな感じ↓(※念のため内容をぼかしています)
しっかりと検索もできます。
私はかもしゅうの対策勉強をする際、OneDriveに科目ごとのフォルダを作り電子化された過去問をスクショして保存しています。 今までは冊子の該当ページを写メって保存していましたが、スクショの方が時間の短縮にもなるし画像も歪んだり傾いたりせず見やすいのでいいことづくしです。
気になった点
基本的に自炊は捗ることばかりですが、少しだけ気になった点もあったので書いていきます。
OCR処理されていない箇所がある
時々文字検索の反応しない科目があったりします。 これはOCRの処理的な問題である程度は仕方ないと思いますが、受験予定の科目だとちょっとガッカリ。 それでも冊子をめくって探すよりは楽ですが。 公式サイトのQ&Aにもこの件について記載がありましたが、処理抜けは修正対応外のようです。
ただ、大体の科目はちゃんと検索で出るので個人的には許容範囲です。
本は返ってこない
電子化するにあたり未来BOOK側で本の裁断をしていただくのですが、バラバラになった本が戻ってくるかというと戻ってきません。
しばらく保管したのち破棄されるそうです。
私はデータがあればそれでいいので特に困りませんが、貴重な本を電子化したい方は要注意です。
新年度は納品に時間がかかる
未来BOOKでの納品までの流れは
自炊依頼 → 依頼したい本を送る → 到着確認メール → 見積メール → 注文を進める手続き → 注文受付 → 見積金額を支払い → 作業開始 → 納品
という感じです。
私は今までに本の自炊を2度未来BOOKに依頼しましたが、9月に依頼を行った1度目は本を送った2日後には見積メールが届き、入金から納品までは1週間でした。
2度目は4月に依頼を行い、本到着から6日後に見積メール、入金から納品までは1ヵ月と1週間ほどでした。 依頼の際に大体の納期が分かるので待ちぼうけ状態ではなかったですが、急ぎで使いたい場合は注意が必要です。
まとめ
私は今まで科目修得試験問題集しか電子化を行っていませんが、その他の参考書や文庫本、さらに本以外の書類なども電子化を行っていただけるようです。
科目修得試験問題集に関しては、1冊あたり数百円出せばあのめんどくさい過去問探し作業をしなくて済むので全日大通信生に電子化をおススメしたいです。
先述した通り新年度は依頼が込み合う可能性が高いので、4月に発売された前年度過去問を電子化したい場合は、2回目かもしゅうの受験予定などを考えて早めに依頼することをおすすめします!
ちーも
学校でデータ販売してくれれば済むんですけどね・・・。
日大通信生目線での感想となってしまいましたが、そうでない方もお部屋の省スペース化になると思いますのでぜひぜひ利用してみてください。