【超絶キツイ】文字起こしやライターの副業をオススメしない理由・稼げるか?
プログラミングなどの専門知識がなくても始められる副業として文字起こしやライターの案件があり、よくいろんな案件を眺めている私的には全盛期は過ぎたような気はしますが、今でも人気のカテゴリだと思います。
ただこれを副業にするのは結論からいうとおすすめできません。
なぜならその理由は「キツイ」これに限ります。
実は私自身、文字起こし・ライター案件を少しではありますがそれぞれ経験済みなので、その体験談となぜキツイかについて書いていきたいと思います。
もくじ
文字起こし・ライター案件がキツイ理由
自分がやってみて一番強く思ったことは、「かかる時間や労力に報酬が見合わない」ということです。
このようなライティングのお仕事は完全成果報酬ですが、低単価なことがかなり多いです。執筆速度を上げれば多少マシにはなりますが、それでも限界はありますよね。
ライティングを始めようと思う理由が収入が欲しいならバイト、文章が書きたいなら長い目で見て自分でブログをやる方がいいと思います。ブログは将来収入につながる可能性もありますからね!
もしくは同じ成果報酬型の案件なら多少プログラミングを勉強してコーディング案件なり受ける方が、同じ時間をかけたとしても収入は数倍になります。
文字起こし編
ここからは文字起こし・ライターそれぞれについて、体験談を交えて詳しく書いていきます。 まず文字起こしですが、現在どんな案件があるのかクラウドワークスで簡単に調べてみました。 大体30分~1時間程度のテープ起こし案件で報酬が3000円~7000円程度のものが多かったですが、中には1時間素材1500円という案件があってちょっと引きました。 高単価案件ではないことがなんとなくわかりますが、その分早く片付けようと思ってもいろんな障害があったりします。
管理人がやってみた
これはもう何年も前にはなりますが、実際に受けたお仕事の話です。 私が受けた案件は1時間程度の内容で、1対1のインタビュー形式でした。 タイピング速度は割と自信があるので、ゆっくり目な会話であれば音声を止めることなく文字にしていくことはできます。 なのでそれほど時間もかからずにすぐ終わるかな?と思っていました。 しかーし!思わぬ落とし穴があって作業は難航することに。
- 音声が聞きづらい
- 固有名詞がわからない&聞き取れない
①音声が聞きづらい
まず音声の聞き取りにくさです。これは結構他の方でも体験した方が多いようでした。 この時の音声はたぶんどこかのカフェかファミレスで録音されたもののようでしたが、そのせいで周りの会話や雑音が多すぎてほとんど聞き取りができませんでした。 音を上げると雑音も上がるので(当たり前ですが)、最悪です。 あとは話されている方がご年配の方で話し方にもクセがあり、これも聞き取りづらい要因でした。 もう最初の30秒の時点で正直辞めたかったです。 ②固有名詞がわからない&聞き取れない 次にわからない固有名詞が出てくるということです。わからない言葉は聞き取りもできないですよね。 事前になんのインタビューなのかという説明もなかったので、全く事前知識が無い状態でお話を聞きました。 音声の内容は詳しく書けませんが人の名前や地名なども頻出するようなものだったので、わからない言葉は調べたりする手間があり、そのたびに作業がストップしました。
案件を終えて
結局作業は2日間にわたってやり、詳しく何時間かかったかまでは記録していないのですがかなりの時間をかけてやった覚えがあります。
聞き取れなかった部分は空白で提出して先方にその旨を報告しましたが、それでOKということで納品になりました。
これで報酬は3,780円です。
この経験から、もう一生文字起こしはしないと決めました。
ライター編
こちらもクラウドワークスにて募集中の案件を見てみました。 文字単価0.5円~1.5円、文字数3000~5000字くらいが多く、記事単価のいい案件は画像の挿入までwordpressに納品というものもありました。 ちなみに私のブログは今のところ3500字~4000字くらいの記事が多いのですが、投稿するまでに大体3~5時間はかかります。そのうち文字だけの下書き段階までにかかるのは大体2時間くらいです。 日記やただ思ったことを書くだけならそれほどかからないかもしれませんが、執筆にあたって調べ物をしたり、過去のメールや仕事の履歴を見返したり。なんだかんだで時間がかかります。 これを仮に文字単価1円、文字数4000円、2時間で書くとして時給換算してみると
となります。こう見ると都内のバイト時給くらいでしょうか(田舎的感覚) ただしこれは自分の知っている分野でブログを書いた場合にかかる時間なので、実際はもっと時間がかかります。 またお仕事を受けるまでの営業活動も必要になりますし、常に案件が獲得できるわけでもないのでそれがストレスになったりします。 ここに挙げた案件は割と良心的な価格設定のものですが、世の中には文字単価0.1円なんていうトンデモ案件も珍しくはないようです。
ちーも
単価0.1円なら時給230円か…。(絶望)
管理人がやってみた
私が過去に受けたライター案件は
- あるオンデマンドサービスの特徴と、競合サービスとの比較
- あるドラマの内容を1話ごとに簡単に説明するもの
の2つがありますが、①は調べるのにかなり時間がかかり、②は当たり前ですがドラマを見る時間が必要でした。 ライター案件でもらった報酬は現在確認不可になってしまいましたが、先ほど仮で計算した時給よりは全然少ない金額だったと思います。 ドラマも普段見ないのでただただ時間がかかって、辛かった記憶だけ鮮明にあります。
それでもライティングを副業にするなら
私は今までの経験から、副業としてライティングをやることは今後絶対にないと言い切れます。断言します。 副業をやるなら効率よく稼ぎたいと思う派ですし。(ブログは半分趣味なのでまた別です) もし他に稼ぐ手段がないとしても、すんごい頑張って、時間をかけて、疲れて、それで数千円ならその時間好きなことしてた方がいいなと思いました。
ちーも
時は金なりっていいますからね。
ただ、ライティングが向いているという方もいると思うので最後にまとめてみたいと思います。
どんな人が向いているか
こんな方には向いているかも?
- がっつりではなく少額のおこづかいが稼げればいい
- 小さなお子さんがいるなどの理由で外に働きに出れない方
- 特にお金は必要ないけど暇だから何かしたい。ブログはめんどくさい
ライティング業を本業にしている方もいる訳なのでお仕事そのものを否定する訳ではないのですが、こういう状況でない限りはほとんどの人はモチベが続かないと思います。
あと案件説明に明記はされてはいないですが、書いたものって結局どこかのブログで使われることが多いと思うんです。それって自分の資産にならないしもったいないですよね。
ちーも
誰かの為に記事書くなら自分でブログをやろう!